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香西慶子さんの『私からのお願い』シェアします

Facebookで、友人の大谷 ちえこさんが
シェアしていた記事です


病を患っているひとの気持ちをそのまんま
代弁してくれてるように感じたので
香西慶子さんのオフィシャルブログから
その記事をシェアさせていただきます

ぜひ、ご一読くださいラブ

Baum 香り三昧 

私からのお願い

こんばんは

この方のブログ
乳がんになっちゃった?由里乃の乳がん日記  さんに
森岡亜由美さんのブログ と共に
わたくしの先日のブログ が紹介いただいていました。

読み進めるうちに、どうにもこうにも
ブログ書かなくちゃ、って気分になりました。

「体を温めればがんは治るよ」
「そりゃあワインを1日に〇ml以上毎日飲めば肝臓がんになるさ」
「マンモで乳がんになるんですって」
「私は抗がん剤しない派です」  
「大切な臓器をとるなんて。無駄な臓器は一つもない」

この10日間でどれだけのこのようなご意見を
SNSで目にしたことでしょう。
まだまだ続く感じです。

ねえ、
現在進行形でがんと闘っている人に会ったことある?  

末期がんを抱えていて、それでも毎日欠かさずランニングをして
生きようとしている人を見たことある?

正常な細胞までも抗がん剤が破壊するとわかっていても、
それに頼らざるしかない人間が世の中に数多くいて、
何年も何年も苦しみながらも頑張っている人たちに
会ったことある?

乳がんになって白血病を併発して
口の中は口内炎で真っ赤に腫れて
もう、1年以上食べ物を口にしないで
私が死んでも誰も困らないのよ、
と笑いながら…
それでも生きようと抗がん剤を投与している人に会ったことある?

治療が辛くてわがままを言う奥様を献身的に看護するご主人を見たことある?

毎夜毎夜、隣の病室から聞こえてくる嗚咽を聞いたことある?

そんな人たちの前で、同じこと言えるのかなあ?

もしも、自分ががんになった時、
同じことが言えるのかなあ??

ガンになることは悪いことをした罰でも罪でもない。  
間違った生き方をしてきたわけでもない。  

でも、がんの告知を受けたとたんに、本人たちは
「私の何が悪かったんだろう」
と必ず考えます。
自分を責めます。

何も悪くないのに。

だって、
何か悪い原因を見つけなければ
理屈が通らないような気がするんですもの。

毎日端から端から湧いてくる疑問に悩みながらも
それをすべて
自分のことと受け止め
すべてを覚悟して毎日を過ごしています。

そして・・・
永遠に
「なぜ、私ががんになったの?」と
問い続けます。

そんな人たちに、
さらに追い打ちをかけるような言葉は控えていただけると
うれしいな。

たとえ、「それはがんにならないために発信しているんだよ」
と言われても、
実際に今現在進行形の人たちには
胸の痛む言葉でしかありません。

健康のための予防が不要だといっているのではありません。
病気にならないように予防することは必要です。
でも、
それと、病気になることとは別のような気がします。

体温を上げようが下げようが
お酒を一滴も飲まなくてもがぶがぶ飲んでも
タバコを吸っても吸わなくても
マンモをしようがしまいが

なる時にはなります。
がんって、病気ってそんなものだと思います。  

どんなに素晴らしい知識や経験を重ねても、
自分の6兆個の細胞に見合った
完璧な予防なんてあるのかしら。

私たちに、
自分の細胞を監視し治癒させる手段はありませんし、
人の身体はそれぞれで、
100人いれば100通りの身体の事情がある。
完璧も絶対もない。

もしも

体温を上げて治ったのなら
運がよかったと思って
それ以降の人生は周りの人にやさしくしてあげてください。

マンモを拒否し
やれやれ私は乳がんを避けることが出来た
と思っている人は、
どうか
残った長い(と思っている)人生で、
病気で困っている人を助けてあげてください。

抗がん剤を投与しなくてもがんと闘えた人は
本当に強いと思います。
その強さで、
あなたが「今がんで苦しんでいる人たちに何ができるか」を考えてください。

どうか
あなたが正しいと思っている意見を訴えても、
今、がんで苦しんでいる人たちは
一ミリも救われないということを わかって下さいませんか?   

ましてや、
当事者として、または家族として、
一度もがんと闘ったことのない人からの
高みからがん患者を見下ろすような
そんな意見は
私たちがん患者にとっては、
全く染み入らない
氷のような言葉でしかありません。

病気で苦しんでいる人間も
あなたたちと同じ人間なんです。
生きる権利もあり、
治療の選択の自由もあり、
一人の人間としての誇りもあります。

悩んで悩んで選択した治療法は
たとえあなたと少し考え方が違うかもしれないけれども
それが
その人にとって一番の方法であり
大切な大切な
「生きる道」
なのです。

あなたたちが
その方法を私たちに教えてくくれようとしているのと同じようにね。

そこに
善も悪も
正誤も
ないはず。

「知らない」ことは罪だという人もいます。

こういっては何ですが…
今の今情報過多時代、
告知された段階で、
いえ、怪しいと思った段階で
「自分の病気」や「自分の身体に起こったこと」を
寝る間も惜しみ
死に物狂いで
みんな調べてあなた方よりも知識はいっぱいあります。
その知識をどう自分に当てはめるか、
あなたにアドバイスを頂く前に
充分調べております。

私たちは
命を懸けて、自分を守るために選んだ方法に
善しも悪しも
他人からとやかく言われることに
大きく尊厳を失いかけています。

出来る事ならば
あなたのその素晴らしい発信力を、
『病気と闘う人たちを救う力』に変えていただけませんか。

出来る事ならば
あなたのその「他人を思いやり大切なことを伝えようとする心」を
『病気と闘う人たちを支える心』に変換していただえませんか?

最後に
私の経験から・・・

心から私の心に寄り添って下さった対応は、
病気の細胞も
一気にピチピチと音を立てて
生き返るような気がするものでした。

それは

「どんな方法であろうとも
あなたには治る力がある
と、信じてくださること」


どうかみなさん、
病気の人たちにそんな素敵な経験をさせてあげてください。

これは、お金も労力もかからない
最も病気の人を元気にする方法だと思います。

私からのお願いです。


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